2024.06.18 ひと休み
豆知識その24「指定野菜」
約半世紀ぶり!すごい事です。大事件です。 主婦目線でAさんの発表
2026年度からブロッコリーが【指定野菜】に追加されます。指定野菜とは、“特に消費が多く、国民に重要な野菜として国が指定している野菜”です。(ブロッコリーの流通は1970年代から始まり、流通量は2012年に12万2500トンだったのが、2022年には15万7100トンと10年で約3割増えています。) 現在の指定野菜は、キャベツ・きゅうり・里芋・大根・玉ねぎ・トマト・なす・人参・ねぎ・白菜・じゃがいも・ピーマン・ほうれん草・レタスの14品目。 今回のブロッコリーの追加は、1974年のじゃがいも以来、約半世紀ぶりとなります。 指定野菜に追加されることで、国のガイドラインに沿って生産や出荷が行われるため、流通量と価格が安定し、価格が大きく下落した場合に生産者への補助も手厚くなります。立川市の農家、武田さんによると、ブロッコリーは雨などの天候によって出来具合が決まる為、価格が安定しにくいそうです。そのため、今回の指定野菜に追加というニュースはありがたいとのこと。 私たち消費者にとっては、指定野菜になったブロッコリーが食卓に安定的に並べやすくなることが期待出来ます。 あるスーパーによれば、ブロッコリーは、10日間で100円~158円と、価格の上下が激しい野菜でしたが、平均的に安定した価格で販売できる可能性も出てくるとのことです。 【NHK首都圏ナビ 2024年1月23日付より】