2024.06.27 ひと休み
豆知識その25「森を守るFSCマーク」
2024年度、弊社は新たな取り組みにチャレンジします!「FSC」とは?
リーダーKさんの発表
私たちは森林の様々な恵みを利用して日々暮らしています。例えば、森林は紙や木製品の原材料となる木材、きのこや山菜等の食材、豊かな水等を供給しています。また、野生生物の生息の場、二酸化炭素の吸収と酸素の供給、土砂災害の防止という役割も担っています。
このように、私たち人間が地球上で暮らしていくために 欠かすことの出来ない森林は、残念ながら今も破壊され続けています。森林の面積は、2015年から2020年の間に、平均年間1020万ha減少しています。これをサッカー場の面積で計算すると、2.2秒毎にサッカー場1面分の森林が失われていることになります。
FSCは、このような森林の問題を解決するために、1994年に設立されました。FSCとは、Forest Stewardship Council、森林管理協議会という意味です。
FSC認証は、森林の管理を認証するFM(Forest Management)認証と、加工・流通過程の管理を認証するCoC(Chain of Custody:管理された鎖)認証の連鎖から成り立っています。FSC認証製品が消費者の手に届くまでには、森林から最終製品になるまでの生産、加工、流通に関わるすべての組織が認証を受けなくてはなりません。
消費者は、FSCマークを目印に製品を選ぶことで、森林の生物多様性を守り、地域社会や先住民族、労働者の権利を守りながら適切に生産された製品を選んで購入することができます。
【FSCジャパンHPより】