社内報

2025.01.20 ひと休み

豆知識その37「ラジオ体操」

夏の季語になっているなんて知りませんでした!身体が温まるので、寒い冬にもピッタリですよね。

Hさんの発表

小学生にとっては夏の風物詩の一つに挙げられ、現代の俳句では夏の季語に含まれている国民的エクササイズ・ラジオ体操の8つの健康効果について紹介します。

①よい姿勢が保たれ、腰痛、膝痛の予防になります。

②筋力を保持することでメタボ予防や転倒予防になります。

③柔軟性を高めることで転倒予防や転倒後もケガをしにくくします。

④体全体の筋肉をほぐし、血行促進、肩こりの緩和、血液循環を良くします。

⑤疲れにくい、息切れしにくくなるなど呼吸機能を促進します。

⑥消化吸収をよくするなど内臓機能を高めます。

⑦眠りの質の向上やストレスを解消します。

⑧体内年齢アップやいつまでも若々しくなど活力を生み出します。

ラジオ体操第一と第二を合わせても6分21秒のエクササイズです。この短い時間におよそ400種類の筋肉に影響を与える運動が詰まっています。日常生活ではあまり動かさない筋肉や関節、骨など、そういった体の隅々に刺激を与えることで、人間が本来持っている体の機能を回復する効果があり、病気やけがの予防にもつながるようです。

ラジオ体操第一は3分13秒。腕や足を伸ばす、関節を大きく動かすといったエクササイズが特徴です。幅広い年齢層に対応したプログラムで、柔軟性に重きを置き、血行、肩こり、歪みに効くそうです。

第二は3分8秒。多くの筋肉を動かし体全体でエネルギーを使うといった、体を鍛えて筋力を強化する、内臓の働きを活性化させるということを目的にした、筋力と内臓に効くエクササイズが特徴です。併せて行うことで、更なる体力向上と健康維持が期待できる内容です。

早朝に行うイメージが強いラジオ体操ですが、時間帯によって効果が変わることが分かっています。

朝・・・起床後に脳が目覚めるまで約3時間かかるとされていますが、早朝のラジオ体操はわずか3分で神経の働きを活性化し、筋肉や脳への血の巡りを良くしてくれ、一日の生活を快適にしてくれます。

昼間・・・お昼ご飯を食べた後にラジオ体操を行うことで、血糖値の上昇が緩やかになり眠気を抑えてくれます。

夜・・・就寝から2時間前にラジオ体操を行うことで、体内温度の上昇により寝つきがよくなり、快眠へと繋がります。ラジオ体操は簡単な動きですが、ポイントに気を付けて継続すれば確実に体力はアップし、普段の動きもスムーズになっていきます。運動不足を感じている方は、先ずは手軽にできるラジオ体操から始めてみることをお勧めします。

【ホスピタクリップより】