社内報

2022.07.06 ひと休み

豆知識 その3「ペットにマイクロチップ」

ペットにマイクロチップ? ペットを飼っていない人には???ですが、法律化されたんですねー。

ペットが捨てられたり災害時に迷子になったりした時に飼い主がすぐにわかるよう、販売業者に犬や猫へのマイクロチップの装着を義務づける法律が6月1日に施行されました。新たな法律の施行で、繁殖を行うブリーダーやペットショップなどの業者には、販売用の犬や猫にマイクロチップを装着し、犬や猫の名前や性別、品種、毛の色のほか、業者名を国のデータベースに登録することが義務づけられます。また、飼い主も犬や猫を購入する際、氏名や住所、電話番号などを30日以内に登録することが義務づけられます。すでに飼っている人や譲り受ける人、保護団体などは努力義務となっています。 マイクロチップは直径2ミリ、長さ1センチほどの円筒形の電子器具で、犬や猫の首から肩甲骨のあたりに注射器を使って埋め込みます。内側は金属で、外側はガラスのようなものでできています。アレルギーや異物反応を極力おこしにくいようにまわりがコーティングされているそうです。 犬や猫を飼育する200人を対象に行ったアンケートでは、全体の69.5%がマイクロチップの装着の義務化に「賛成」または「どちらかというと賛成」と回答し、30.5%は、「反対」または「どちらかというと反対」と回答し、その理由は「かわいそう」とか「装着後のペットの状態が心配」などでした。 一方、飼育放棄などで自治体に引き取られる犬と猫は、令和元年度には8万5000匹余りに上っていて、対応が課題となっています。マイクロチップ装着の義務化によって、飼育放棄される犬や猫が減ると考えられています。             参考・NHKサイト