社内報

2023.10.02 ひと休み

豆知識 その17「スマホを使う手」

ほとんどの皆さんがスマホを持ち、必ずと言っていいほど毎日使われていると思います。さて、どちらの手に持ち、どの指で操作していますか?そう問われると実際に手に持って、操作してみないとわからない方も多いのではないでしょうか?そんな、日常に関する話題です。 

Hさんの発表

日本を含め、中国、韓国、インド、インドネシア、フィリピン、タイ、ベトナム、シンガポール、イギリス、アメリカの11ヵ国で、スマホの持ち手と指の組み合わせ、スマホ操作の仕方などについて調査、比較した記事を紹介します。一般的な「右利き」と「左利き」の比率をみると、日本の場合、右利き88.5%、左利き9.5%、両利き2.1%と、おおむね1割強が左利き、両利きで、海外と比較しても極端な違いはありません。「スマホをどちらの手で持っているか」を聞くと、日本では10代~30代は右手持ち、左手持ちが半々だが、40代~50代は7割以上が左手持ちでした。どの国も年齢が上がるほど左手持ちが多くなるのは共通ではあるものの、日本はその中でも特に極端な傾向があるとしています。理由は不明としつつも、「受話器を左手に持ち、右手でメモを取るというのが社会人の基本的なフォームであったからではなかろうか」との仮説を披露しています。「操作する指」について聞くと、すべての国で「親指」が圧倒的に多いのに、日本は「人差し指・中指」で操作するとした人が多数でした。左右の手・使用する指の組み合わせでは、日本で多い「左手持ち・右手人差し指操作」は他国ではほとんど見られず、操作は親指で行うケースが多いことが明らかになりました。スマホを持つ手や操作する指で年齢がわかってしまうなど、興味深い結果が見られたそうです。

(インテージ R&Dセンター)