2025.07.23 ひと休み
豆知識その44「レバニラ」
私は「レバニラ」と言っていました!みなさんはどうですか?
説に出てくる漫画のドンピシャ世代?!Mさんの発表
「レバニラ炒め」とは、文字通りレバーとニラを炒め、塩や醤油などで味付けをした中華料理です。この料理は「ニラレバ炒め」とも呼ばれています。近年では一般的に「レバニラ」と呼ばれることが多いようですが、本来は「ニラレバ」が正しい呼び方だという情報があります。この料理は中国から入って来たもので、漢字では「韮菜炒牛肝」や「韮菜猪肝」のような表記になります。つまり、中国語では「ニラ→レバー」の順であり、中国から日本に伝わった時点では「ニラレバ」の方が順序としては正しいと言えます。その後、日本では「レバニラ」とも呼ばれるようになりますが、これは赤塚不二夫(1935~2008年)のギャグ漫画『天才バカボン』の影響によるものだという説があります。マンガ『天才バカボン』が初めて掲載されたのは、1967年(昭和42年)発行の『週刊少年マガジン』であり、その後、1971年(昭和46年)にテレビアニメ化されました。バカボンのパパは「レバニラ炒め」が好物であり、その当時は「ニラレバ炒め」と呼ばれていた料理を、作品の中で「レバニラ炒め」と何度も呼んでいます。例えば、アニメ放送に「ごちそうはレバニライタメなのだ」というタイトルがあり、その他にもバカボンのパパの台詞として、「レバニライタメ知らないとはお前それでも日本人なのか?」などがあるそうです。そして、当時の若者を中心として「レバニラ」の呼び方が広まっていったとされています。
【雑学ネタ帳より】